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適性作文の書き方~「都立中作文頻出テーマ48」の紹介Vol.2~

2022.06.17

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オンライン個別指導の個別教師Camp 適性作文の書き方~「都立中作文頻出テーマ48」の紹介Vol.2~

こんにちは、個別教師Campライターの西村です。

今年3月に「適性検査・作文の書き方」について書きましたが、夏休み前、夏期講習前に当たらめて個別教師Camp講座「都立中作文頻出テーマ48」の続編記事を綴ってみます。今回は「都立中作文頻出テーマ48」の受講生徒さんの状況なども含めて書いていきます。

適性作文を書くための準備は?

適性検査の作文については、過去記事もご参照ください↓

「適性検査・作文の書き方」(過去記事へジャンプ)

 

作文を書くときの準備として前回も書きましたが、再確認しておきます。

作文も書く前に下準備をしてほしいのです。

下準備をしてほしいと希望的な書き方をしていますが、下準備こそ必須といってもいいでしょう。

 

文章を読んだあとに思いつく意見はどうか。

どういったことを書くか。

体験はどの例を使うか。

どのような展開にするか。

そういった手順(構想)を前もって考え、メモすることが大事なのです。

 

作文で得点が思うようにいかない生徒さんは、こういった手間を省く傾向が見られます。

確かに面倒くさいところではあります。

これは学校の国算理社英の学習でも同じですが、成績が上がりにくい教科の学習法は、同じやり方で進めても変化が見込めないこともあるものです。

これまでと違う方法を試してみることもいいきっかけになるかと思います。

作文を書くために必要な要素

① 知識

② 練習量

③ 添削

この三つが大切なのは言うまでもありません。さらにそれぞれについても下記のようになります。

① 知識

知識はやはり重要です。もちろん学校で学ぶ基本的なものは当然ですが、時事問題や新聞・ニュースで耳にするようなワードは内容も含めて知っておいた方がいいでしょう。

分からないことは書けないからです。

ですから普段から新聞やニュースを見たり読んだりするようにしておきましょう。また読書も当然有効な手段です。スタートするなら早い時期に始めることが肝要です。語彙数の拡充はもちろんですが、それぞれのワードについては、大まかに説明できるレベルにしておきましょう。

② 練習量

これも重要です。書き慣れることは絶対的に必要です。段落のつながりや話題転換などは慣れてないと、読み手に伝わりにくくなります。つまり、意見が伝わらないということです。

 

模試や塾の授業だけでなく、自習としても取り組んでおく必要があります。表現力は、ポイントを知ったからと言って、すぐに見違えるような進歩がある領域ではないからです。新しく知った表現、身に付けた記述法は、実際に使っていく中で自分のものになるものです。

③ 添削

知識を身に着けて、練習量も重ねていく。ここまででもとても大変ですが、更に必要なのは添削です。

 

書き慣れてきて陥りがちなのは、独りよがりの文章になることです。文章を書くとき、自分の頭の中には論がまとまっているわけです、で、ついつい端折ってしまうことがあります。

 

実際の生徒たちの作文を読むと、言いたいことは分かるのですが、字数制限と時間制限に追われてしまい、繋がりが大雑把になっていることが多いです。

そういった点は客観的に見て指摘してもらうことと、その指摘をもとに書き直す実践が上達のカギです。

体験はできるだけ多く書いておくこと

適性作文においてもう一つ苦労するのは「体験例」です。これは、書き慣れるための練習の中で、体験をストックしていくことです。体験の引き出しをいくつか作っておくことがとても有効です。

 

シンプルに言えば、ある程度のジャンル分けで体験例をまとめておくことです。

自然環境に関することや、道徳・マナーに関すること、人間関係に関すること等と大まかなジャンルでどう書くかという文例を自分でストックしておくことも大事な準備になります。

個別教師Camp「都立中作文頻出テーマ48」で練習を

こういった一連の練習についておススメした講座「都立中作文 頻出テーマ48」ですが受講する生徒数も増えています。

 

出題が予想される頻出テーマを48本に絞り、3つのステップを踏むことで知識の確認から作文演習まで幅広い学習がご自宅で可能になります。もちろん添削が付きますのでなお一層効果的です!

都立中作文頻出テーマ48

ではここで実際の受講生の状況を、一部ですが見てみましょう。

ケース①

小6 Aさん(2月受講スタート)

2月模試 作文偏差値→34.7

4月模試 作文偏差値→46.7 12ポイントアップ

ケース②

小6 Bさん(3月受講スタート)

3月模試 作文偏差値→43.2

4月模試 作文偏差値→59.9 16.7ポイントアップ

ケース③

小6 Cさん(4月受講スタート)

4月模試 作文偏差値→58.6

5月模試 作文偏差値→63.1 4.5ポイントアップ

 

もちろん個人差はありますので一概には言えません。またテスト問題のテーマによっても得点の増減はありますが、全体的にポイントアップが見られます。これは、先に述べた三つの要素を講座の中で実践していくことで、どのように成績が上げていけるかの実例です。

 

また、得点アップに伴い、気持ちの上でも大きな変化があったようです。例えばケース①のAさんは、作文に対する苦手意識がなくなり、学校でも作文で先生に褒められるようになり、モチベーションが向上したとのことです。よかったですね。

またケース②のBさんは、作文演習の時に積極性が出てきて、模試での目標点を言ってくれるようになったとのことです。積極性が出てくると更なるステップアップが期待できますね。

 

48の代表的なテーマに絞って取り組むことは、最短距離で書き方と体験例をストックすることができます。適性作文で悩んでいる方には、一番の“特効薬”とも言えます。

 

毎週一本の作文作成と、添削にオンライン授業。講座予定は1/23までで、6/17現在では18番のテーマまで進んでいます。夏期前の早めのスタートで作文の成績を上げていきましょう!

▼個別教師Camp「都立中作文頻出テーマ48」詳細ページはこちらをクリック▼

都立中作文頻出テーマ48

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都立中作文頻出テーマ48

【この記事を書いた人】
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在は個別ena河辺校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。

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