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【大学受験・推薦合格後の過ごし方!】 プロ教師が伝える4つの提案

2023.09.12

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大学受験・推薦合格後の過ごし方! プロ教師が伝える4つの提案

こんにちは、個別教師Campライターの西村です。街を歩いていると、ふと金木犀の香りに包まれ、もうそんな季節なのかとしみじみ感じる今日この頃です。さぁ、受験日も近づいてきています。

今回は、大学受験・推薦合格後の過ごし方について書いてみます。ちょっと気が早いと思われるかもしれませんがお付き合いください。

大学推薦入試の合格発表日

推薦の合格発表は、国公立大、私立大ともに「総合型選抜」では、11月1日以降に、「学校推薦型選抜」については12月1日以降となります。共通テストを利用する学校推薦型選抜は、合格発表日が2月頃になることもあるので、受験する大学の募集要項をしっかり確認しましょう。

 

推薦受験者の皆さんは、今は推薦対策に勤しんでいると思います。これまでの教科学習とは違い、面接対策であったり、小論文・作文対策です。どう対策を進めればいいのかで悩んだりすることもあるでしょう。しかし大事なのは、「なぜ進学して学ぼうと思ったのか」ということです。この一番の進学理由をしっかり確認しておくことが面接でも小論・作文でもベースとなるはずです。大変でしょうがしっかりと取り組んでほしいと思います。

推薦合格後について

大学入試を経験するまでに、皆さんは受験の経験があると思います。それが小学校受験や中学受験、高校受験なのですが、特に中学受験や高校受験後を思い出してみてください。それまでの受験勉強からの解放感たるや、それはもうこれほど“自由”を実感することは人生でもそうそうありません。

 

しかし、そこに落とし穴があるのです。それまでの管理されたスケジュールがなくなるわけです。それまで愛用していた参考書や問題集を放り出したくなる気持ちも分かります。遊べなかった分を取り戻すかのように遊ぶのも分かります。入学まではまだ4~5か月の時間が皆さんの前に広がるわけですね。

 

そんな時も忘れないでほしいことは、「この受験がゴールではないということ」です。それぞれに進学後は、さらに将来に向けて学び続けるのです。一度失った習慣を取り戻すのはなかなか大変だということは、先の受験で経験しているはずです。ここから入学までの4~5か月は、皆さんに“フロンティアスピリット(開拓者精神)”をもって臨んでいただきたいのです。というわけで、次から「推薦合格後の過ごし方」についていくつかご提案させてもらいます。

合格後に何をどのように取り組むか

まず念頭に置いてほしいのは、学習習慣を崩さないことです。

 

もちろん受験勉強のレベルで休む間もないくらいにとは言いません。しかし、前段で書いたように学習習慣が途切れると、入学後が厳しくなります。大学での学習は、学部にもよりますが基本的に自主性が問われます。目的意識を強く持たなくても単位が取れることもあり得ます。

 

ここでもう一度、過去の受験後の生活と、入学後の苦労を思い出してみてください。そうなのです、今やることを見つけて準備することが大学生活をどのようにも彩ることができるのです。だからこそ、目的意識をもって、学びを途切れさせないようにしましょう。

提案1 英語学習

大学でも外国語学習は続きます。また語学というものは“使いなれること”が最も大切です。ここでは「英語」について。

 

推薦入試の出願資格として各資格・検定を活用された人も多いかと思います。受験では英語は必須です。また就職試験でも英語力を重要視する企業は増加の一途をたどっています。外資系であれば必須というだけでなく、一定以上の実力が求められますし、国内企業でも今後さらに英語を必須とするところは増加することはあっても減ることは無いでしょう。つまり英語学習は必須ということになります。

①資格・検定の対策

入学後に取り組むことも可能ですが、入学時には環境の変化でどうしても慌ただしくなります。気が付いたら前期試験、そして試験対策で忙しくなり、ほっと一息ついたら夏休みに…。

 

こういったことを避けるためにも、合格後の時間的猶予がたっぷりあるときに始めるのがおススメです。一言で資格・検定と言っても多様です。何を取得することが将来的に有効なのかを調べながら取り組んでください。TOEICはそういった意味では有用です。

②英会話の対策

大学在学中に留学を考えている人もいるでしょう。そうなると英会話の学習を本格的に始めることもいいのではないでしょうか。対面でもオンラインでも選択肢は多いので自分に合ったやり方で進めてみて下さい。

提案2 学部学科の準備学習

皆さんが進学する学部・学科では、高校までと違い、より専門的な知識や内容を扱うようになります。もちろん入学後に学び始めてもいいのですが、できれば基礎知識やその分野に関する情報は集めておいて損はありません。

 

例えば、経済・商学部であれば、「簿記」の学習を始めるとか、検定学習を進めることもいいでしょう。また看護学部であれば、つまづきやすいといわれるものに「解剖学」や「生理学」があります。理系教科が少々苦手という人など苦手意識が強い人は早めに取り組んでおくことも有効です。参考書などに目を通したり、動画を見たりすることで、苦手意識を減らすようにチャレンジしておくといいでしょう。皆さんが進学する学部・学科の学習を先取りすることは、必ず身を結びます。またそうすることで入学後の授業にスムーズに入りやすくなるのです。

提案3 読解力を強化する

具体的には「読書」です。ジャンルは問いませんが、活字を読んで内容をイメージすること。何が書いてあるか読み取ること。受験勉強を経てきた皆さんには今さらといった感じがするかも知れません。しかし、日本人でありながら「国語」の成績がイマイチだという人は、取り組む価値ありです。

 

私たちは日々、日本語の文章を読んだり、また考えをまとめたりすることで暮らしています。これが大学のレポートだったり、将来、仕事上で必要になることも考えればここから逃れることはできません。また英語においても同様です。英語を使う場面(会話でも教科学習でも)では、一般的に私たちは日本語で考えて英訳する作業を重ねているわけです。発想から文章化する作業がすべて英語であればまだ大丈夫でしょうが、日本語を利用する限りにおいては、その読解力と表現力は言うまでもなく必須となるからです。通訳においても同様です。やはり母国語は基礎です。

提案4 免許取得やアルバイトも選択肢に

この期間に「運転免許」の取得や、アルバイトを始める人もいるでしょう。もちろん頑張ってほしいと思います。特にアルバイトでは、給料を貰うということが、その責任に於いても如何に大変なのか。年齢の違う人たちの中でどのように接していくか。そういった経験はやってみないと分かりません。ただ、学業とアルバイトの比重を間違えないようにご注意下さい。

すべての経験は「学び」だということ

高校生までは、ある意味、教科学習がメインだったわけですが、大学生になると自主性によって、学生生活はどのようにも変えることができます。自分が将来どんな道に進むのかをよく考えながら、充実したキャンパスライフを送ることができるように努めてほしいと思います。

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【この記事を書いた人】
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在は個別ena河辺校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。

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