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小テストを侮るなかれ~内申アップの方法~

2023.05.12

おすすめ学習法

小テストを侮るなかれ~内申アップの方法~

こんにちは、個別教師Campライターの西村です。ゴールデンウィークも終わり、各学年で本格的に1学期が始まっていることと思います。早いところでは中間テストが終わったところもあります。

 

定期テストとなるとしっかりと準備をする人も多いと思います。しかし成績というのは、定期テストのみならず、その以外の要素も加わってきます。そこで今回は、成績、内申アップの縁の下の力持ち的な「小テスト」について考えていきましょう。

 

さて、定期テストの季節が始まります。テスト対策についてはこれまでもこの個別教師Campブログでも取り上げてきました。よろしければ下記リンクからどうぞ!

もうすぐ5月! 1学期(前期)中間テストの心構えについて

 

【できるだけラクに】中学数学の因数分解を解くコツ

 

【見て覚える?聞いて覚える?】認知特性と暗記の仕方について

 

【ニガテからトクイに!】算数・数学の文章題を解くコツ

 

【プロ教師が5つの原因と2つの対策をご紹介!】計算ミスをなくす方法(中学生編)

 

英単語のスペルの法則や意味って? 英単語をカンタンに覚える方法5選!

「小テスト」って?

テストと聞くと何となく緊張してしまう人が多いかも知れませんね。確かに何かを試されると捉えると、どうしてもナーバスになるものです。しかし、この世に存在するものには必ず意味があります。そういった視点で考えてみましょう。

「テスト」とは?

テストとはもちろん、皆さんがその学習範囲をどのくらい理解しているか、そしてどの程度身についているかについて得点という数値化することで評価するものです。

 

皆さんが学校で受けるテストには、ご存知の通り2種類ありますね。

・定期テスト

・小テスト

この二つです。

 

定期テストの重要性は言うに及ばず。今さら私がくどくどと述べるまでもないでしょう。一方、小テストもなじみ深いものだと思います。「漢字テスト」や「英単語テスト」、「計算テスト」もあるでしょうし、理科社会でも同様のものがあったりします。もちろん教科の先生によって実施したりしなかったりと、必ず実施されるとは限りません。

意外に過小評価されている「小テスト」

定期テストに比べて“ないがしろ”にされがちな小テスト。皆さんは定期テストについてはしっかりと計画を立てて対策を練るのに、「小テスト」についてはぶっつけ本番的な取り組み方をしていませんか。確かに【定期テスト=成績】に比べるとその扱いは仕方ないと言わざるを得ないかもしれませんね。

 

しかしちょっと待って下さい。「小テスト」は成績に無関係ですか?

「小テスト」のメリットは?

不当な扱いを受け、その存在が疎まれている「小テスト」。そこで私はその応援団長として皆さんにアピールさせてもらいます!

 

「小テストの有効活用」

 

この一点が意外にも見落とされているようです。考えてみて下さい。「小テスト」とは、定期テストの手前で、定期テストよりも少ない範囲で皆さんの力を測るものなのです。ということはですよ、ここでしっかりと得点できていれば、それは自ずと定期テストの結果に結びつきませんか。つまり、「小テスト」は定期テストの範囲を細切れにして随時理解と定着を測定してくれる“きめ細かい”“みんなに優しい”テストなのです。そして当然それは評価(成績)として加算されます。

「小テスト」は保険と同じ!

定期テストは、テスト範囲も広く、一発勝負に近いものがあります。それに対して我らが「小テスト」は、前述のように“細切れ”の範囲で出題されるものも限られています。例えば新出漢字だったり、新出英単語だったり、理社の各単元の用語だったりと。つまり対策が立てやすく、出題パターンも予測しやすい。だからこそ、ここできっちりと高得点を押さえていくのです。

 

つまり定期テストで少々の失敗(ケアレスミス)があっても、小テストが完璧ならば挽回のチャンスがあると思いませんか? 要は「小テスト」は定期テストのための保険と同じなのですね。また得点(成績)のみならず、同時に復習でもあるのでそういった意味でもしっかりと取り組みましょう。

「小テスト」対策はどうすればいい?

まずは年度初め、初めの授業で教科担任の先生が「成績のつけかた」についてプリントを配られたり、説明されたりすると思います。そこで「小テスト」の扱いがどのようなものかをしっかりと把握しておくことです。

「小テスト」の対策~具体的に

確認したいところは、その実施要項というか、どういった目的でどういうふうに実施されるのか。そういった点です。

 

チェックポイントとしては

・頻度はどれくらいなのか。

・小テストの範囲はどれくらいなのか。

・成績の評価でどの程度加点されるのか。

それらを押さえた上で計画を立ててみましょう。

 

「小テスト」を実施する目的が分かれば、対策はより確実に実践しやすいものです。定期テストに比べると範囲が狭いので丁寧な復習がとても有効です。暗記項目を問うことが多いので、漢字や単語、用語であればコツコツと書いてみてください。オーソドックスですが、それが一番の方法です。

 

さらに小テストが終わって返却されれば、ファイリングして下さい。それはそのまま定期テスト用の基本のまとめプリントになります。

「小テスト」活用法

「小テスト」をまとめたファイルができれば、それを復習することはもちろんですが、問題を逆パターンで解いてみると知識は確実に定着します。

 

例えば、

【社会】

1867年、江戸幕府15代将軍の徳川慶喜が政権を朝廷に還したことを何というか→ 答え:大政奉還

 

こういった一問一答なら、答えを出すだけでなく、答えから問題文が思い出せれば、その用語の意味することを説明できることになります。理社ならこういう覚え方ができれば記述問題対策にもなりますね。

日々の学習を応援しています!

テスト対策でどうやったらいいか悩んでいる人、学習習慣をつけたい人、Campスタッフはいつでも味方です。皆さんの日々の学習のサポートとして皆さんを応援しています!

疑問や質問などありましたら、どんなことでも結構ですのでお尋ね下さい。

初めての方へ

【この記事を書いた人】
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在はena個別河辺・小作校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。

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