こんにちは。個別教師Campライターの増田です。
非常に暑い日が続いており、ニュースでも熱中症注意の警報が発令されていますね。このような気温で、体調を崩す危険性が続いております。水分だけでなく塩分もたくさん摂って、熱中症・夏バテにはくれぐれも気をつけてください。
さて、本日は作文の書き方について確認していきたいと思います。都立中受検は、試験内容の中に作文が含まれています。作文を書くにしても、思いついた文章をただ書いていくというわけにはいきません。
作文を書く時には構成を考える必要があります。構成の作り方を知っていてそのように書いているという人もいるかもしれませんが、自分は本当に出来ているのかを実際に確認していきましょう。
構成の作り方として大切になってくる言葉が、「いりたまご」です。主に意見文を書く時に使う作文の型です。「いりたまご」には、一つずつの言葉に意味がありますので、説明していきますね。
【例文】
英語は、コミュニケーションを取る際に必要な言語だと考える。英語を話すことが出来ると、世界各国の人々とコミュニケーションを取ることが出来るからだ。
昨年、私はオーストラリアへ家族で旅行に行った。私が買い物をしているとき、現地の方々は私に気さくに話しかけてくれた。しかし、私は難しい表現で理解することが出来なかった。
だから、私は英語の授業で単語テストや英語で話すということを積極的に頑張っていこうと決めた。そうすることで、日本以外の世界各国の人々とコミュニケーションを取ることができ、色んな考え方を学ぶことが出来るはずだ。一生懸命学習した英語は、これからの日常生活でも役立てていきたい。
「い:意見」
作文を書く際の冒頭部分になります。そのため、最初は自分が最も伝えたいことから書き始めましょう。例文に着目すると、「英語は、コミュニケーションを取る際に必要な言語だと考える。」が自分の意見になります。
「り:理由」
意見には、なぜそう考えるのかといった理由が必ずあります。そのため意見を述べた後は、理由をつけるようにしましょう。例文に着目すると、「英語を話すことが出来ると、世界各国の人々とコミュニケーションを取ることが出来るからだ。」が意見の理由になります。
「た:体験」
意見・理由を書いた後は、実際にそう考えたときのエピソードを書くようにしましょう。その意見を持つきっかけとなった体験を書くことで、作文の内容がグンと濃くなります。例文に着目すると、「昨年、私は~理解することが出来なかった。」が自分の体験になります。
「ま:まとめ」
最後に、まとめとして自分の最も伝えたいことの確認の文を書いていきましょう。最も伝えたいことは、最初の意見の部分で書いたと思います。しかし、もう一度まとめで書くことで、強く伝えたいことを相手に伝えることが出来ます。例文に着目すると、「だから、私は~これからの日常生活でも役立てていきたい。」がまとめ文になります。
「ご:誤字修正」
語句の確認と誤字脱字のチェックは大切です。一度作文を書いた後は、必ずこれらの確認はするように徹底しましょう。また、一段落目には意見・理由、二段落目には体験、三段落目にはまとめを書くように、作文の流れに気をつけて書いていきましょう。
本日は作文の書き方についてお話していきましたが、いかがだったでしょうか?
自分ではとても良い作文を書けたと思っても、読み返してみたらおかしな表現だったということがあり、減点されてしまったということがあった人もいるのではないでしょうか?
このような減点は非常にもったいないです。そのため、作文を書き終えたら、語句・誤字の確認をするようにしてください!
たくさん練習をして、作文が得意になるといいですね!
増田
【略歴】
某予備校や英会話教室に通った経験から、幼少期より興味を持っていた英語の知識を増やすために名古屋外国語大学に入学。
大学では英米語を専攻し、英語の他2言語や多文化について学んだ。同時に興味を持っていた教育について学ぶために教職課程を履修し、英語教員免許を取得。現在はena個別にて、校舎運営と指導を行う。
今まで経験してきたことや成績UPの方法など有益な情報を発信していきます。