こんにちは、個別教師Campライターの西村です。
コロナ禍もまだまだ続き、4回目の接種も始まろうとしています。
コロナ前の生活が遠い昔のような気もする今日この頃です。
引き続き感染防止対策には気をつけていきたいですね。
そして今、私たちが普段の生活を送ることができるのは、医療関係の皆様の不断の努力があることも忘れてはいけないことだと思います。ありがとうございます。
5/12は看護の日。
※看護の日は、旧厚生省が1990年に制定したものです。
お医者さんとともに、私たちが大変お世話になる看護師さんたち。
また中高生の「就きたい仕事」でも上位にランクする「看護師」と
いう職業についてお話してみたいと思います。
看護師になるには・看護師のお仕事 ①看護師とは?
病気やケガをした時にお世話になる看護師さん、看護師さんの存在は、
患者の私たちの支えともなりますね。
診療の補助だけでなく、患者の不安や恐怖に寄り添ってくれるとても重要なお仕事だと思います。
では、「看護師」とはどういった職業なのか。
看護を通じて健康に問題を抱える人々の療養生活を支える医療専門職ということです。
主な仕事としては、「患者の療養上の世話」「医師の診療補助」が代表的なものですね。
看護師になるには・看護師のお仕事 ②看護師になるには?
中高生の「就きたい仕事」では、上位にランクされる「看護師」という職業。確かに、クラスでも毎年一人は必ず志望される生徒さんがいます。
「看護師」になるには、大学または3年以上の教育を受けて、「看護師国家試験」に合格する必要があります。
また、適性としては「看護」「医療」の基本的な技術を学ぶだけでなく、思考力や洞察力、コミュニケーション能力などを身に付けることも大切なようです。
進路コースを図示すると以下のようになります。
上記の看護系学校を卒業後に「看護師国家試験」を受験し、合格すると「看護師」としての第一歩となるわけですね。
では、看護系学校に進学するために必要な受験教科はどんなものでしょうか。
次で述べてみます。
看護師になるには・看護師のお仕事 ③看護系進学の受験教科は?
大学の看護学部(学科)では、
基本的に【数学】【化学】【生物】【現代文】から1科目と《英語》の2科目で受験できる大学がほとんどになります。
大学共通テストであれば、
《国語》、《数Ⅰ・A》《数Ⅱ・B》《英語》の4科目は必須と捉えておいた方がいいようです。
私立大学でも《英語》《数学》を柱に受験教科・科目を指定しています。更に小論文が加わります。
対策を講じておきましょう。
となると、高校在学中から《英語》《数学》《理科》についてはしっかりと学習し、十分な成績を取っておくことが必要になります。
また中学生でも同様に上記教科についてはしっかりと学習しておいて下さい。
看護師になるには・看護師のお仕事 ④看護学校では
基本的に【数学】【英語】【国語】【生物】が一般的な受験科目のようです。
【国語】は小論文も含めて対策を取っておきましょう。
もちろんここで書いたのは一般的な受験教科・科目です。
志望校の受験教科は、各学校のHP等で必ず確認しておいて下さい。
看護師になるには・看護師のお仕事 ⑤「看護師国家試験」とは?
次は、それぞれの進学先で学んだあとの「看護師国家試験」について少し書いてみます。
試験日:例年2月中旬から下旬の日曜日
合格発表:例年3月下旬
試験地:北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
といったところです。
詳しくは
令和4年実施分で見ると、
出願者数は6万5,684人、受検者数は6万5,025人、合格者数は5万9,344人で
合格率は、91.3%(令和4年実施)となっており、新卒者の合格は5万7,057人で合格率は96.5%と新卒者の合格率が高かったようです。
合格のための得点は、だいたい160~170点で、得点率は70%弱のようです。
看護師になるには・看護師のお仕事 夢をかなえましょう!
一般的に資格が必要な職種も、国家試験や資格試験に合格すればゴールというわけでもありません。実地での経験をさらに積み、プロフェッショナルになっていくものです。
特に勤務していく上で必要なのは、コミュニケーション能力です。
学習と同様にそういった点も考慮しながらこれからの日々を送っていただければと思います。
皆さんの夢をかなえるために私たちも共に頑張っていきます。
疑問や質問などありましたら、どんなことでも結構ですのでお尋ね下さい。
西村 仁志
【略歴】
公立大学文学部卒業。学生時代は家庭教師。卒業後は公立学校教員として勤務。
その後、塾講師として20年以上経験あり。現在は個別ena河辺校長。
都立立川国際中、私立明大中野八王子中などに合格実績を出し、高校・大学受験においても都立八王子東・国分寺高校や明治大学、法政大学などGMARCH合格者を輩出。
これまでの経験を踏まえ役に立つ情報を楽しく発信していきます。