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【家事のストレス、抱えていませんか?】睡眠とメタ認知

2021.12.22

おすすめ学習法

 

オンライン個別指導の個別教師Camp 【家事のストレス、抱えていませんか?】睡眠とメタ認知サムネイルこんにちは、個別教師Camp事務局です。

 

今回は、お子様ではなく保護者様ご自身に向けて書いてみたいと思います。

 

受験までラストスパート

12月も下旬に差しかかろうとする今日この頃、受験に向けてお子様たちの学習もラストスパートの時期です。

 

この時期は、当然ながら受験生の不安やストレスも高まってきます。ご家庭でも、お子様の不安やストレスをどのように解消するかに頭を悩ませていらっしゃるかと思います。学習に関しては、学校や塾を中心に取り組んでいます。それ以外の生活面をどのようにフォローしていくかはご家庭で様々に工夫され、実践しておられると思います。

 

実際に、校舎に来る生徒さんを見ていると、おにぎりやサンドウィッチなどの手作りの軽食や、水筒に入れた飲み物にも生徒さんのリラックス効果を考えていらっしゃるのだなと感心することも多く、本当に頭の下がる思いです。ありがとうございます。

 

生徒さんたちは、保護者様のあたたかい、本当に心のこもった手厚いフォローを受けて頑張ってくれています。しかし、ふと思うのは「保護者様はストレスを溜め込んでいないかな?」という心配です。

 

保護者様もストレスを抱え込んでいませんか

何気なく生活する毎日ですが、その“何気なく”生活している毎日は何によって成立しているかに思いを巡らすことはあまりないのかも知れません。

 

いつものように電車に乗って通学通勤する。いつものように学校や会社で勉強や仕事をする。いつものように…“♪幕が開き♪”ですね。

 

その普通の生活を成り立たせてくれているのは、電車やバスなどの交通機関だったり、学校や会社の友だちや同僚だったり、スーパーの店員さんだったりするわけですが、それらの人たちの生活もまた、自宅で家事をやってくれる人がいて“平常運行”できるわけですよね。

 

つまり、家事をやってくれる人は社会の根底をしっかりと支えて下さっているわけです。当然ながら、受験を控えているお子さんも、まだ受験生ではないお子さんも然りです。毎日勉強に集中して取り組めるのは、保護者様の家事を含めたフォローがあるからこそです。そこを私たちは、つい…忘れがちです。本当にすみません。

 

内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部(リンクはこちら)が2011年に出した家事活動の貨幣評価(リンクはこちら)のデータを見ると、年間無償労働評価(一般的に家事ですね)では、いわゆる家事を有償労働化して計算しています。専業主婦の方で304.1万円(年齢平均)、兼業主婦の方で223.4万円となっているようです。

 

これだけの仕事を無償で、無休で取り組んで下さっているわけです。だからこそ、ここからの受験期には、保護者様も上手にストレス解消を実行していただきたいと思います。

 

ストレス解消のために

私が殊更言うまでもなく、ネット上には様々な情報が溢れています。そしてそれらを実行していらっしゃると思います。ですから、ここでは2つをご紹介(と言うほど大層なものでもないですが)させてもらいます。

 

睡眠は十分に

言わずもがなですが、やはり睡眠は大切です。

 

「人生の半分は睡眠です」という昔のCMのコピーもあったような気もしますが、今の時代、12時間も睡眠がとれる時代かどうかは別にして、やはりしっかりと睡眠はとらなければ毎日の生活に支障をきたすものです。睡眠の量もですが質が大切です。

 

「メタ認知」トレーニング

ビジネスでは、この「メタ認知」能力のアップがビジネス、人材育成で非常に有効とされていますね。ここではこれをストレス状態の現状把握と改善に活用してみるという提案のひとつです。

 

「メタ認知」とは、「自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること」とされます。簡潔に言えば、認知していることを認知することです。

 

つまり、自分が能動的に行っている言動について、もう一人の自分が客観的な立場から調整したり調和する能力を定義しています。具体的にどうトレーニングするかというと、下記の二点が中心です。

 

◆「セルフモニタリング」

 

→無意識に行っていた行動や考え方をよく観察し、課題や欠点を摘出する方法。つまり自分の弱いところや欠点から逃げずにしっかりと向き合うことなのです。

 

◆「コントロール」

 

→上記の結果で出た課題や欠点を克服するため、改善策を考え、気持ちを前向きに持っていくこと。この2つを上手に行うには、「文章や図式にすること」が有効です。

 

お子さんの学習でもそうですが、頭の中だけで考えていると混乱しがちです。私たちは、そういったときに図に描くことや文にしてメモするように伝えることが多いです。要は“目に見えるように”することが解決策を見出しやすくなるからです。

 

フリーライティングとして、書(描)いてみてはいかがでしょうか。もちろんブログなどSNSでもいいでしょうし、日記でもいいと思います。「作文」してみるのです。ただ、試してみようかと思って下さったら、一つだけ捨ててほしいことがあります。“文を作らなきゃ”と意識しないことです。

 

どういうことかと言うと、思ったままに、感じていることを自由に書いてみるということです。主語が無いとか、文になっていないとか、ここではそれは必要条件ではありません。ストレス解消が目的なのです。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

大切なのは保護者様ご自身が、過度にストレスを溜め込まないことです。ご自身のためにということです。それは結果的にお子様のためにもなることなのです。ご家族が元気に受験に向けて臨んでいただけることをお祈りし、私たちは学習面で最大限のサポートを努めさせていただきます。いつもお疲れ様でございます。ありがとうございます。個別教師Camp学習相談はこちらです!

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